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劇団アトリエ『彼女のスープレックス』を観てきた【前編】

「シアターラボ札幌」という企画がある。

北海道外の演出家が、札幌の若手劇団を2年間指導してスキルアップをしましょうという企画。

そのシアターラボ札幌の2年間の集大成の公演があるということで、劇団アトリエの『彼女のスープレックス』という作品を観てきた。

 

ちょうど一年前にプレ公演というかたちで『彼女のスープレックス』を一度観ている。

プレ公演でもすでにおもしろい作品だなと思ったけど、一年経過してどう変わっているか、という視点で観ることも楽しみで期待が膨らんだ。

シアターラボ札幌 パンフレット

シアターラボ札幌 パンフレット

 

会場は、かでるホール

500席ほどのホールで札幌の演劇の会場としてはけっこう広い。

劇団アトリエの公演は席の4割くらいは埋まっていたと思う。

個人的な感覚として、一般の演劇で100人以上が見に来るっていうのはけっこう多い方だ。

チケット代は2500円。

劇団アトリエともう一つの参加劇団である「intro」の作品も見られるチケットだ。

 

演劇のどこがおもしろい?

演劇を観る習慣のない方にはチケット代が高く感じるかもしれない。

映画のチケット1800円にはあまり抵抗なく払う方は多いけど、演劇となるとなぜ抵抗があるのか。

演劇のいいところは、自分の目の前で役者がその場限りの本気の演技を見せてくれるというところだと思う。

しかし、問題はその作品が本当に面白いかどうかは観てみないとわからないという点。

失敗したくない、という心理が大きく働く。

映画なら役者は有名人が多く、予告編や公式ホームページなどでどんな内容なのか、自分が好きそうな作品なのかなど事前に吟味できる。

しかし、演劇だとなかなかそうはいかない。

なにせ、予告編の動画がない作品が多い。

パンフレットやホームページでの告知はほとんどの劇団もやっているが、動画で予告編を作る劇団は小さな劇団では稀だ。

もし、予告編の動画があれば、失敗したくない心理をやわらげて、作品を観に行くと決断するための決め手になりうる。

また、演劇に抵抗を感じる理由には、舞台上の演技を生で観るということそのものに抵抗があるということもあるだろう。

映画やドラマなど、画面を通した演技を観ることは抵抗がないけど、生の演技だと抵抗があるということはどういうことだろう。これはもう好みでしかないのか。

たしかに、観ていて引いてしまう、寒々しく感じる演技や演劇もたくさんある。

その観ていていたたまれない気持ちになるのが嫌だということなのかもしれない。

確かに、ほとんどの演劇はおもしろくない。

それでも中にはとんでもなく面白い演劇というのはあるのだ。

俺の場合、おもしろい!と思う作品は観た作品の3〜4割くらい。

本気で衝撃的におもしろい!と思う作品は観た作品の1割くらい。

かなり低い打率だけど、本気で衝撃的におもしろい作品を求めて演劇を観に行きたくなるのだ。

 

なぜ劇団アトリエを観るのか?

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衝撃的におもしろかった作品の一つに、劇団アトリエの代表である小佐部 明広さんが高校時代に作った作品『寂しい夜の終わり』がある。

この作品を観て、小佐部さんの名前を記憶していたことでその数年後、大学生になった小佐部さんが立ち上げた劇団アトリエの存在を知った。

それからは劇団アトリエの作品は観に行けるときは必ず観に行くことにしている。

今まで劇団アトリエの作品は5作品くらい観てきたが、4作品はおもしろいと思った。

しかし、正直『寂しい夜の終わり』ほどの衝撃はない。

高校演劇という独特の雰囲気だから衝撃が強かっただけなのかもしれないが、劇団アトリエを観に行く時はいつもそれ以上の衝撃を期待してしまう。

 

彼女のスープレックスという作品については【後編】に書きます。

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