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20145/30

講演で手に入れたニセコ町データ

ニセコ町の職員の方が大学院にきて講演してくださった。
1時間という短い時間にかなりの情報を手に入れることができた。
覚え書きですが、かなり街づくりに役立つと思うので載せます(間違っているところもあるかも)。

2013/14冬シーズン、観光入込数過去最高(42万人)

冬の客、外国人が60%に!始めて日本人の数を超えた。

 

冬の入込観光客(国別)

1位 オーストラリア(100% FIT)

2位 香港

3位 韓国

4位 台湾

5位 シンガポール

6位 中国

2~6位はほぼ団体ツアー。なので、ニセコ滞在は1泊だけが多い。

シンガポールはルスツに行く人が多かったが(加森観光が誘致がんばった)、5年前からニセコにも口コミで来るようになった。

 

冬の外国人季節労働者の国はかなり様々。

オーストラリア人の次に、イギリス人。彼らがヨーロッパのお客さんを引っ張ってきてくれる要素もある。

 

新千歳空港から車で2.5hは近い。

リゾートは奥まったところにあるのが世界的に見ても常なので、ニセコは空港からのアクセスは良い方。

 

ニセコに来る海外富裕層(”富裕層”とは言いたくないが、と話す)は、プロフェッショナル(弁護士や医者など)が多い。

 

4/1からJALの成田ー新千歳空港がLCCに変わってしまったことを危惧している。

LCCは6ヶ月先しか予約できない。JAL, ANAは1年先まで予約できる。

冬の予約は1年先まで取るのが当たり前になっている(すでに来冬が満室になっているところもある)。

 

海外客の一番求めているもの

「パウダースノー」

Apres(after) Ski Communication

アフタースキーでバーや食事に行って、そこにきている多国籍の人たちと今日何があったとか、いろんな話で盛り上がることがしたい(よくパンフレットに載っている)。ここを楽しむために来る人も多い。

 

写真の重要性(パンフレットやHP

景色だけでなく、「人」が楽しそうにしているところが写っているのが条件。

見た人が自分に投影してイメージしやすいように。

 

オーガニックにこだわる

日本酒「蔵人衆」

乳製品が大人気

牛乳そのものも大人気

 

温泉

民族性もあり、個室、貸し切りの需要もけっこうある。

 

チセヌプリ麓の「大湯沼」の泥が美肌成分がすごいことが知られている。

「湯の花ボール」として泥のボールを100円で売っている。

チセヌプリスキー場の訴求要素として使えるんじゃ?

参考URL:http://matome.naver.jp/odai/2139533524180479901

 

冬の間に夏シーズンのパンフレットを出す。

一年中何かのイベントをやっているというイメージを作らせる。

 

サイクリング

6~7月の台湾人観光客に人気

 

ゴルフ

意外とオーストラリア人が増えている

オーストラリアでは水不足になることがあり、グリーンが良くないことがある。

北海道はグリーンがきれい。しかも安い。

 

食事が大事

日本でいろんなものを食べるのがステータスにもなる。

毎日違うレストランで食べて、帰ってみやげ話、自慢したい願望ある。

 

クッキングスクール人気

天ぷら、お好み焼きが人気。

天ぷらは難しいと思っているが、やってみると意外と簡単。

母国に帰った後、パーティーで天ぷらを披露したりすることで自慢できて楽しみたい願望がある。

 

Discovery

「日本ほど色々なアクティビティを発見できる国はない!」

ニセコから1、2時間の範囲に色々楽しめるところがある。

例・えこりん村・体験いろいろ(恵庭市)、牡蠣・カニ食べ放題・スコップで盛られる(寿都町)

 

アート

「アートがないリゾートはありえない」→そうなんだー。

自然のなかでインスピレーションを受けてアーティストが暮らしている。

海外客はそこにも興味がある。

 

Eduvacation (Education + Vacation)

日本人向けにPRしている。

春休み、夏休みに本州の子供がニセコのインターナショナルスクールで過ごす。

ハワイなどでも実施されている。ので、ハワイに行くより安く、ニセコのインターナショナルスクールで学べるよ。

一般的に教育には金を惜しまない。

 

ニセコニュースレター(年4回発行)

各国語対応で発信。

国ごとに写真や内容を変えている(宗教上の規制や、興味のある内容の違いがあるため)。

 

株式会社ニセコリゾート観光協会

株式会社化した理由:ツアーを作って自社利益で運営していきたい、行政のしがらみなく自由にできるように。

 

MICE

グリーンMICEが全国的に流行っているのでニセコも環境に配慮したMICE会場(ニセコ町民センター)。

2011年、札幌市、倶知安町とMICE連携を結んだ。

 

チームビルディングのプログラムがあることが大事

チームビルディングとは、ある特定のチーム課題や目標に対して、役割を分担し、一定のルールのもとにタスクを課題解決に集中。リーダーシップやメンバーシップを発揮しあってコミュニケーションを図り、シナジー効果を生むこと。また、学習するチームに成長すること。

MICEの問い合わせで必ず聞かれる。これがないと開催地として失格。

 

参考ニセココンベンションガイド:http://www.niseko-ta.jp/pdf/NisekoProductManual2012/NisekoInfoDirectory_jp.pdf

 

環境への取り組み

4R1P (Refuse/Reduce/Reuse/Recycle/Produce)

 

マーケティングの基本をやっている

STP ー 4P ー Sales ー 顧客

 

パートナーマーケティング

他の企業に町民センターへのリンクを張ってもらったり。

一言で言うと、ニセコ町のマーケティングはしっかりしていてすごいという印象です。
ニセコの将来性も感じられる講演でした。
これは修論に向けて参考になりそうです。
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